自民党選挙対策委員長の小泉進次郎氏が10月27日、NHKの番組「衆院選開票速報」でインタビューに答え、「いかなる結果であろうとも私の責任」と語った。
一方、自民党が非公認とした候補者が代表を務める政党支部に2000万円を支給したなどと報じられた問題についても質問されたが、具体的には答えなかった。
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2000万円問題については明確に回答せず
小泉氏はNHKのインタビューで「自公で過半数の確保が微妙な情勢となっている」と聞かれ、「私も全国を回ったが、自民党に厳しい選挙戦の中でも歯を食いしばって支えていただいた党員、党友、スタッフに感謝を申し上げたい」と語った。
その上で、「選挙はいかなる結果であろうとも、選挙対策委員長の私の責任。まだ結果は出ていないが、私の力不足で申し訳なく思っている」と答えた。
一方、自民党が非公認とした候補者が代表を務める政党支部に2000万円を支給したなどと報じられた問題を巡り、NHKは「支給は誰がどういった判断で決定したのか」と質問。
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これに対し、小泉氏は「政治とカネの問題になかなか決着をつけることができずに今まできてしまったこと、様々な要因が自民党に対する厳しい逆風と、有権者の皆様の厳しい審判が自民党に下っている」と話し、質問に明確に回答しなかった。
「誰がというよりも、特に執行部として受け止めなければならない。選挙対策委員長としてしっかりとその責任を受け止めたい」とも述べた。
また、与党の議席が過半数を割り込んだ場合について、「できる限り多くの方にご協力をいただけるよう虚心坦懐に向き合っていく」と語った。
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