米警察、テスラの「爆イケパトカー」を導入➡︎「税金の無駄」と批判の声も

NBCによると、非常設備の搭載にかかった費用を含めると、同車両は約15万3000ドル(約2300万円)だという。
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Douglas Sacha via Getty Images

アメリカ・カリフォルニア州の警察署が、テスラの「サイバートラック」を導入した。同警察署によると「アメリカで初」だという。

サイバートラックは頑丈なボディと近未来的な外観が特徴のテスラの電動ピックアップトラック。ステンレス鉛のボディにアーマーガラスを装備、アフリカ象同等の牽引力があり、わずか2.7秒で時速まで100キロまで到達する加速性能を持ち合わせる。

カリフォルニア州のアーバイン警察署は10月8日、Instagramで新たに導入された車の動画を公開。夜の街を近未来的なサイバートラックが赤と青のライトを点滅させながら走り抜ける、SF映画さながらの映像だ。

NBCによると、非常設備の搭載にかかった費用を含めると、同車両は約15万3000ドル(約2300万円)だという。

タフでスピーディな車だが、警察署での主な役目はパトロールではなく、薬物乱用防止教育などの地域イベントやサービスでの使用だという。

同警察署は地域コミュニティや若者とつながるために、「類のない革新的な方法」を模索していると言い、「警察官がサービス犬と協力したり、馬やサイバートラックのようなユニークな車に乗ることは、ポジティブな会話や地域の交流を促してくれます」と述べた。

この投稿に対しコメント欄には「かっこいい」との声も一部あったものの、人々の税金が使われていることから「なんで税金をこれに使うかな?」「なぜこれがポジティブな会話を生み出すのか理解できない」「お金の無駄」など、税金の使い方に対する批判や苦情が多く寄せられた。

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