石田ゆり子さんが19歳当時、初連ドラで共演した写真公開し、西田敏行さんを追悼。「ただひたすらに寂しい」

「心のどこかで私は昔から、西田敏行さんがいつかいなくなってしまうことが怖くて仕方なかった。何十年も昔からその日が来るのが怖かった。こんなふうにある日突然、人はいなくなってしまう」
石田ゆり子さんと西田敏行さん
石田ゆり子さんと西田敏行さん
時事通信、Getty image

俳優の石田ゆり子さんがInstagramを更新し、10月17日に都内の自宅で死亡が確認された俳優・西田敏行さんを追悼した。

石田さんは投稿で、約35年前に初めて連続ドラマに出演し、西田さんと共演した際の写真を公開。「言葉をどんなに尽くしても表現できないほど、西田敏行さんのことを、みんなが大好きだった」「ただひたすらに寂しい」と綴った。

写真には、ドラマ『翔んでる!平賀源内』で共演した、当時19歳の石田さんと、平賀源内役を演じた当時41歳の西田さんが写っている。

「こんなふうにある日突然、人はいなくなってしまう」

石田さんは初めての連続ドラマ撮影を振り返り、西田さんは「ほとんど素人同然の何もできない私をいつも温かく優しく、包み込むような優しさで見守って下さった」とし、以下のように思いを綴った。

《心のどこかで私は昔から、西田敏行さんがいつかいなくなってしまうことが怖くて仕方なかった。何十年も昔からその日が来るのが怖かった。こんなふうにある日突然、人はいなくなってしまう》

石田さんが石川県輪島市出身のヒロイン役を演じた映画『釣りバカ日誌17 あとは能登なれハマとなれ!』の撮影では、西田さんと輪島市で長期間撮影を共にしたとし、「塗師の仕事の説明をするシーンでは、人の心にその工程が見えるように訴えるにはどうしたらいいか、とても丁寧に優しく教えてくださった」と振り返った。

多くの人に愛された俳優、西田さん。石田さんは「本当にありがとうございました。本当に寂しいです」との感謝の思いで投稿を締め括った。

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