ペットボトルを電子レンジで加熱するとこうなる。実験映像から分かる「やけど」の恐れ、「バーン!」と衝撃音

液体の入ったペットボトルを電子レンジで加熱した場合の危険性。NITEが実験動画をYouTubeで公開し、注意を呼びかけています。

液体の入ったペットボトルを電子レンジで加熱した場合の危険性について、製品評価技術基盤機構(NITE)が実験動画を公式YouTubeで公開し、「絶対にやめてください」と注意を呼びかけている。

2分25秒後に「バーン!」

NITEによると、ペットボトルを電子レンジで加熱すると、容器の変形や破裂、吹きこぼれによるやけどの危険性がある。

実験では、半分ほど液体を入れたペットボトルを電子レンジで加熱。すると、1分40秒後にペットボトルが倒れ、2分25秒後に「バーン!」と爆発が起きたかのように電子レンジの扉が勢いよく開いた。

ペットボトルも電子レンジの外に飛び出し、加熱された液体が霧雨のように降り注いでいる。この映像から、電子レンジの前に立っている時にもし事故が起きた場合、やけどをする恐れがあることがわかる。

NITEは「例外として、キャップを外した状態で電子レンジで再加熱することが可能な電子レンジ対応ペットボトルもある」としつつ、「必ず電子レンジに対応しているかどうかを取扱説明書できちんと確認してください」と発信している。