ちょっと変わったネイルの写真がXに投稿され、話題になっています。
投稿したのは、和光大学表現学部で講師を務めるAyako Kimishima(@kimi_aya_)さん。
「本日、採血中に看護師さんから真顔で『この爪についているのは何ですか?』と質問された。私が『ブッダです』と簡単に回答したら『それはお釈迦様とは違うという意味ですか?』と更に真剣な質問が続きました。採血されながら如来について説明することになるとは…」というコメントとともに、金色に輝くブッダネイルの写真を投稿しました。
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この投稿は7.3万回以上「いいね!」され、大きな反響を呼びました。
Kimishimaさんは、近代以降に作られた仏像の研究をしており、今回、ネイルアート用の仏像の型が販売されているのを見つけ、やってみることにしたのだとか。いつもお願いしているネイリストの方にオーダーし、マットな金色になるように仕上げてもらったといいます。
「私はいつも変なネイルなので、学生は特に気にしていない」と話しています。
投稿には「看護婦『そんなネイルにブッダまげました』」「聞きたくなる看護師🧑⚕️さんの気持ちわかる!」「ネイル細かくてすごいですね✨」「採血しながら勉強できる看護師さんも羨ましい」という反応が寄せられています。
Kimishimaさんは、そのような反響に対して「現代の日本において仏教の信仰的な文脈とは異なる娯楽として仏像の捉えている方も多いのだなと改めて分かり、また少数ながら不敬であるとおっしゃる方もいて、それぞれの視点がとても重要な研究材料になるなと思いました」とコメントしています。