新築住宅のキッチンで「後悔した」ことは?コンセントの数、作業台の高さ、最も多かったのは

新築住宅購入経験のある323人に「新築住宅のキッチンで後悔したこと」について聞いた結果が公表されました。
ハフポスト日本版編集部

一般社団法人「あんしん解体業者認定協会」(東京都)が運営する「解体無料見積ガイド」は、新築住宅購入経験のある323人に「新築住宅のキッチンで後悔したこと」について聞き、その結果を10月4日に発表しました

新築住宅のキッチンで後悔したことは?

まず、新築住宅を購入する際に「キッチンにこだわったか」と聞くと、61.0%が「とてもこだわった」「まあこだわった」と回答しました。

こだわった層(197人)からは、「収納やIHなどをオプションで追加して利便性を重視した」「キッチン台の高さなどを使いやすいようにした」「おしゃれな見た目のキッチンに憧れていた」といった声が挙がりました。

こだわらなかった層(126人)では、「改造するのは金銭的に大変」「壊れた時に修理対象外になってしまう」「最低限使えるキッチンであればよかった」などの意見が寄せられました。

一方、「新築住宅のキッチンで後悔したこと」(複数回答)について聞くと、「収納が少ない・使いにくい」(84人)が最も多く、「キッチンの形」(33人)、「コンセントの位置・数」(27人)と続きました。

収納やキッチンの形、コンセントの位置は実際に使ってみると、「もっとこうだったらよかったのに…」と思うケースが多いようです。

ほかには、「作業スペースの広さ」「作業台の高さ」(各25人)、「キッチンの材質」(24人)、「キッチンが狭い」(21人)、「食洗機をつけなかった・小さい」(20人)という後悔がみられました。

また「食洗機を優先したら収納が減った」「収納を優先して食洗機をつけなくて後悔」といった声もありました。

調査を監修した西東京調理師専門学校学校長・住川啓子さんは、「私の自宅は使いやすさを考えたアイランド型オープンキッチンで、『見えない収納』にもこだわりました。でも、年々家電が増えてコンセント不足に悩み、結局増設しました」と経験談を吐露。

その上で、「調理台が低い場合は『コの字型の台』を設置し、そこで作業をすれば腰を痛めにくいです。収納不足ならば、S字フックでキッチンウェアを吊るして『見せる収納』にするのもよいでしょう」と解説していました。

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