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ゾウが泳ぐ姿がXに公開され、「ゾウってこんな泳ぎ方するの！？」と注目されています。
投稿したのは、静岡県にある富士サファリパーク公式アカウント（@fuji_safari1980）。
野生のアジアゾウは大量のエサを必要とするためエサを求めて川を渡るといい、パーク内にある水槽でダイナミックに泳ぐ動画が投稿されました。
投稿には約3万もの「いいね」が寄せられ、「見ているこちらまで涼しくなりますね」「水槽越しでゾウが泳いでいる姿は初めて見ました！」「ゾウさん、泳ぐの上手ですね👏」「ゾウさん見て昔の楽しかったプールの思い出を思い出しちゃった！」など反響を呼んでいます。
富士サファリパークは標高850mにあり、平地に比べると5～7℃くらい気温が低いものの例年以上に暑い日が続いているため、動物たちの暑さ対策の工夫をしているといいます。
「とくにサファリゾーンは自然豊かで、日当たりのよい場所以外に、木陰・池・滝・岩山などを用意し、動物たちが過ごす場所を自由に選択できるようにしています。そのため、動物たちはより快適な場所を求め、一日の中で過ごす場所を移動しながら過ごしています」（富士サファリパーク担当者）
また、好物のエサを入れた氷をプレゼントすることもあり、クマにはリンゴやミカン、ライオンやトラにはお肉をあげると喜ぶそうです。
今回の投稿について聞いたところ、「今年も『泳ぐゾウ』を7月20日から開始し、気温の高い日が続いたこともあり、とっても気持ち良さそうに泳ぐ映像が撮れたので、多くの方にゾウが水の中を優雅に泳ぐ姿を見て、涼しさを感じていただきたいと考え投稿しました」と説明します。
反響に対しては、「ゾウが泳ぐ姿をきっかけにして、 野生動物の優れた能力や生態を知り、興味を持っていただきけたことは大変嬉しく思っています」とのこと。
「当園では、『泳ぐゾウ』だけでなく『木に登るライオンやクマ』『池で涼をとるトラ』など、動物の生態紹介をしていますので、映像だけでなく、実際に動物園やサファリパークに足を運んでいただき、動物の迫力や息遣いを実際に感じていただきたいです」と話しました。