47都道府県の形をしたマグネットを恐竜の形に並べ替えた様子を投稿して3年。全国知事会議のロゴにバージョンアップした写真がX に投稿され、「子どもが勉強に関心を持つきっかけになりそう!」と話題になっています。
投稿したのは、普段ボードゲームを作っているプロトクラフトさん(@protocraft_bg)。
「日本を強くしてみた」と都道府県で作った恐竜を写した自身のX投稿がきっかけで、8月1日と2日に福井県で開催された全国知事会議のロゴになったことを写真とともに投稿しました。
また、「埼玉も良いトコに移動してもらいました」とコメント。前回、恐竜の足元の石を表していた埼玉県は、鼻の位置に移動しています。
投稿には「さすがすぎる!」「子どもが地理や政治へ関心を持つきっかけになりそう」「このロゴから都道府県に興味を持つ子もいるんじゃないかと思います!」「グッズ化にも期待しちゃいますね!」など多くの反響が寄せられました。
プロトクラフトさんにロゴ採用の経緯について聞いたところ、「もともと都道府県で作った恐竜は子どもとのコミュニケーションの中で生まれたものですが、肝心の子どもは興味を示さず失意の中で3年の月日が経ちました。そんなある日、福井県の職員の方からご連絡をいただき、全国知事会議のロゴとして利用したいというお問い合わせをいただき快諾させていただきました」とのこと。
実際のロゴを作る際のやりとりについて、「元の配置では以前暮らしていた埼玉県にフォーカスが当たるよう雑に扱っていたため、公的なロゴとしては相応しくないと思い、なるべく良い場所に移動していただくよう伝えさせていただきました。その他の変更点は先方にお任せしました」と説明します。
また、「ロゴになると聞いた時、実際に各都道府県の知事の皆様の目に触れるとのことだったので、どうしても部位の優劣は発生するため配置に不満を抱かれないかは心配しておりました。自県探しを楽しんでもらえて嬉しく思います」と語ります。
実際のロゴを見て、人の手が加わることで客観的に見ることができてとても新鮮だったそう。「え、結構センスあんじゃん、と思いました」と完成度に満足したそうです。
反響に対し、「今回はSNS上だけではなく、実際に現地にいらっしゃる方からの投稿もありました。普段と異なる層の方の目にも触れる機会をいただきありがたく思います」と話しました。