カップ麺を容器ごと電子レンジで温めるとこうなる。実験映像に映し出された光景は…

「カップ麺」を容器ごと加熱するとこうなります。NITEが実験映像を公開し、注意を呼びかけています。
カップラーメンに水を入れ、、、
カップラーメンに水を入れ、、、
NITEの公式YouTubeから

電子レンジでの調理が禁止されている「カップ麺」を容器ごと加熱した実験映像を、製品評価技術基盤機構(NITE)が公式YouTubeで公開している。

スパークして炎が上がる

NITEによると、カップ麺の容器はふたにアルミを使用していることが多い。

電子レンジで加熱すると、電磁波が「アルミ素材」内の電子の動きを活発化させ、火花が発生する。その結果、破裂や発火、破損につながるという。

実験では、「お湯を沸かすのがめんどくさい」という理由で、カップ麺のふたの真ん中に穴を開け、そこから水を入れて電子レンジで加熱。

すると、雷が落ちたかのようにスパークし、オレンジ色の炎と煙が上がった。

発火しない場合でも、「吹きこぼれによるやけど」の恐れがあるという。

なお、やむを得ず電子レンジを利用する場合は、電子レンジ対応の耐熱容器に移し替えて温める必要がある。

NITEは「カップ麺はお湯を注いで正しく食べてください。調理前に取扱説明書や商品パッケージに記載されている注意表記をよく確認しましょう」と呼びかけている。

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