まず「仕事をしたくないと思うことがある」と質問したところ、「よくある」「たまにある」と答えた人が合わせて95.4%に達しました。非常に多くの人が、日常的に「仕事」に対して抵抗感があることを示しています。
仕事をしたくない理由は?
調査では仕事をしたくない理由も質問。ランキング形式で紹介します。
5位:労働時間が長い
「自由な時間が取れない」「残業が多い」といった声が上がりました。
4位:やりがいを感じられない
「どのように評価されているのかわからず、自分の取り組みが正しいのかわからないこともある」など、周囲の反応・評価をあげる人もいました。
3位(80人):体調不良・疲労の蓄積
体力を使う仕事内容や残業が続くこと、年齢などを理由に疲労を感じる人が見られました。
2位(83人):仕事内容に不満がある
自分に合わない仕事や単調な作業が続くと、ストレスを感じる人が多いようです。
1位(89人):人間関係に問題がある
「苦手な人がいる」から、「いじめやハラスメントがある」まで、さまざまな職場の人間関係が仕事のモチベーションに大きく影響を与えているようです。
また、仕事をしたくないと思ったときに実際に休んだ経験がある人は40.4%にのぼりました。
どんな条件や環境なら仕事をしたいと思うかを尋ねると、「納得できる給料をもらえる」「人間関係にわずらわされない」「休日が多い・休みやすい」などが上位にあがりました。
仕事をしたくないときのモチベーション保ち方については「給料をもらうこと」「休日・仕事後の楽しみ」などがあがりました。
調査を監修したビズヒッツ(三重県)の伊藤陽介社長は、仕事をしたくない理由について「バラけた回答結果になっています。『仕事をしたくない』といっても、それぞれの悩みにあわせた改善策や対処法を考える必要があるといえる」などとコメントしています。