NHK連続テレビ小説(朝ドラ)の「虎に翼」のオープニング映像のフルバージョンが9月18日、公開された。
映像は、主人公の猪爪(佐田)寅子を演じる伊藤沙莉さんと、ドラマの主題歌「さよーならまたいつか!」を手がけた米津玄師さんが対談する同日放送のNHK特番で初めて公開され、YouTube上でも見ることができる。
オープニング映像は、「ロトスコープアニメーション」と呼ばれる、実際に撮影した映像をトレースしてアニメーションにする手法が取り入れられている。
通常の放送では約1分半の映像が流れる。今回新たに公開された3分半弱のフルバージョンには、これまでのエピソードの名場面や、寅子の家族と友人、家庭裁判所の上司など、寅子の人生に深く関わった人物たちが登場する。
明律大学女子部の仲間たちが机を並べて法律を学ぶシーンや、海辺ではしゃぐ場面、後に夫となる佐田優三(仲野太賀さん)との思い出…。
数々の名シーンが流れた後、寅子が女子部の友人たちとダンスし、笑顔を見せて動画は終わりを迎える。
【NHK MUSICの投稿】名場面が走馬灯のよう。「さよーならまたいつか!」オープニングのフルバージョン
ドラマの短編総集編とも言えるフルバージョンの映像には、「名場面が走馬灯のように。泣けます」「虐げられている人、なかったことにされる人々をすくい上げてくれるこの作品の全てが詰まった映像」などと称賛するコメントが寄せられている。
また、まもなく最終回を迎えることに対しても「終わってしまうの寂しい」といった声も上がっている。
「虎に翼」は、日本で女性として初めて弁護士・判事・裁判所所長になった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんが主人公寅子のモデルとなっている。脚本は吉田恵里香さんが手がけた。
【NHK MUSICの投稿】名場面が走馬灯のよう。「さよーならまたいつか!」オープニングのフルバージョン