中秋の名月を見逃した人へ。明石市立天文科学館の投稿が大迫力。月と並ぶ土星も

9月17日は中秋の名月でした。明石市立天文科学館が月や土星の貴重画像・映像を投稿し、話題になっています
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Aflo Images via Getty Images
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9月17日は年に一度の中秋の名月でした。
全国各地で観測会やお月見イベントが開かれ、天候も良好だったため、多くの人々が特別な月を楽しむことができたのではないでしょうか。
しかし、見逃してしまった人や、自分ではうまく撮影ができなかったという方もいるでしょう。
明石市立天文科学館(兵庫県明石市)が公式Xで、大迫力の中秋の名月の画像を公開し、話題になっています。
「速報)撮れたて!今年の『中秋の名月』です」という文と共に投稿されたのは、画面いっぱいに広がる月。夜空と月のコントラストがとても美しく写っています。
同科学館はまた「月と並んでいた土星です」と15秒ほどの映像も投稿。
土星の特徴である「環(わ)」の部分も、しっかりと確認できます。
これらの投稿に対し、「これは美しい」「お月見し放題!」「こんなん撮れたら最高やね」「やっぱ、キレイやわぁ」など、喜びのコメントが多数寄せられています。
中秋の名月は、太陰太陽暦の8月15日の夜に見える月のこと。
国立天文台(NAOJ)によると、中秋の名月を愛でる習慣は、平安時代に中国から伝わったとされています。日本では農業の行事と結びつき、「芋名月」と呼ばれることもあるそうです。
必ずしも「中秋の名月=満月」ではなく、「ハーベストムーン」と呼ばれる9月の満月は、中秋の名月から1日遅れの18日に観測することができます。