潜水艇「タイタン」、海底に残された破片が初公開。遠隔操作車両が捉えた事故現場のいま

2023年に沈没したタイタンの破片の画像や映像が公開されました。
SOPA Images via Getty Images

2023年に起きた豪華客船タイタニック号の沈没現場探索ツアー中だった潜水艇「タイタン」の事故で、タイタンの破片の画像や映像が公開された。

アメリカ沿岸警備隊マリタイムコモンズは9月18日、Xに海底に沈むタイタンの映像を投稿。

「リモート操作された車両が映し出した映像は、きのう公開された画像をよりクリアに詳細に説明するものだ」などとつづっている。

投稿映像は1分程度で、タイタンの船体から引きちぎられた後方部分が地底に突き刺さっている様子が映っている。

船体にはツアー運営会社「オーシャンゲート」の文字が確認できる。

CNNによると、16日に開かれた事故に関する公聴会で、破片画像が初公開された。続いて18日になり、今回の映像が公開された。破片は、タイタンが行方不明になって数日後の捜索活動中に、タイタニック号の残骸から数百メートルの場所で見つかったという。

タイタン沈没事故は2023年6月に発生。北大西洋の海底に沈むタイタニック号の見学ツアー中に水圧で押しつぶされ、5人が死亡した。

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