1956年「昭和基地」設営中にペンギンの群れ。貴重すぎる南極観測の様子がこれだ

国立極地研究所が公開した南極観測隊1次隊の映像が話題です。
Nigel Killeen via Getty Images

国立極地研究所/NIPRが公式X(@kyokuchiken)を更新。約70年前に撮影された第1次南極観測隊の映像記録を公開し、話題になっている。

国立極地研究所は「後に隊長もつとめた村山雅美氏が、1次隊(1956〜1957)参加時に撮影した映像です」と投稿。また、「設営の様子や景色の他に、基地周辺で出会ったペンギンにカメラを向けたシーンも多く、隊員らが興味深そうに遠巻きに眺めたり、写真を撮る様子が記録されていました」と解説している。投稿映像には、ペンギンが一列になって歩く様子や、数十羽のペンギンの群れが映っており、隊員らが見守る様子も確認できる。
この映像が撮影された「昭和基地」は、1957年1月に第1次南極地域観測隊により、東オングル島に開設。現在は世界の気象観測網の拠点にもなっており、日本の主要基地として、半世紀以上維持、管理、運用を続けている
SNSでは「貴重な映像」「一次隊の隊員達はペンギンを初めて見たのかな?」「ペンギンはいつの時代でも可愛い」など反響が寄せられている。

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