高速道路を走行中の大型トラックが規制車線に突入する映像を、NEXCO中日本東京支社(@c_nexco_tokyo)が公開しました。
「鳥肌が立ちました」「人がひかれなくてよかった」といった声が寄せられています。
矢印版をなぎ倒しながら突入
NEXCOが9月6日に公開したのは、グループ会社の「中日本ハイウェイ・パトロール東京」から提供を受けたドラレコ映像。
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映像には、大型トラックが矢印版などをなぎ倒しながら規制車線に突入し、急ブレーキをかけて停車する様子が映っています。
NEXCOは「近年はオートクルーズコントロール機能が多くの車両に取り付けられています。 特に高速道路では運転の負担軽減につながり便利ですが、矢印板などの規制器材の認識が困難な場合もあります」と投稿。
その上で、「オートクルーズコントロールや衝突回避などの運転支援機能に過信することのないように運転をお願いします」と発信していました。
今回の事故がクルーズコントロール(ドライバーが設定した速度を維持する機能)によるものなのかは分かりませんが、映像を見た人たちからは「前方不注意」「便利になった分、危険の察知などを怠っていないか」「“ながら”運転か」といった声が寄せられていました。
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NEXCO東日本のドライバーズサイト「ドラぷら」によると、高速道路での工事規制侵入事故件数は2020年が704件、21年が1095件、22年が1457件と増加しています。
規制内に進入した車にはねられた作業員らが死亡する重大事故も発生しているといい、NEXCO東日本は「規制速度に注意し、余裕を持って車線変更をしてください。規制先端部付近での無理な車線変更は大変危険です」と呼びかけています。