米カリフォルニア州モントレー郡で、3時間にわたり複数の銃を乱射し何十匹もの動物を殺したとして、男が逮捕された。
当局は動物虐待及び故意の銃器発射と重大な過失などの疑いで39歳のヴィセンテ・ジョセフ・アロヨ容疑者を逮捕したと発表した。
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捜査当局は9月3日の午前3時25分ごろ、サンノゼから約60キロ南にあるプルネデールというコミュニティで銃声がしたとの通報を受けた。保安官代理が現地に駆けつけるとまだ銃声が続いていたため、半径約8キロ以内の住民に屋内退避するよう命じた。
様々な銃撃音が聞こえたが、草木が生い茂る地域であったため、犯人の居場所はすぐに特定できなかったという。
日が昇り始め、大破した車の横にあるぶどう畑にいたアロヨ容疑者をドローンが発見。そのまま拘束された。
保安官代理によると、ミニチュアホース、ヤギ、ウサギ、モルモット、ニワトリ、アヒルや他の鳥類など、約80匹の動物が射殺された。一部の動物は死を免れたが、ケガがひどかったため安楽死させられたという。
容疑者の自宅と関連施設では、ライフル5丁、ショットガン1丁、拳銃1丁、弾薬約2000発が押収された。ライフル1丁と拳銃1丁にはシリアル番号がなかったという。
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当局は声明で、これらの武器が押収されたことにより「次の悲劇が起こるのを防げたと確信している」と述べた。
容疑者は拘留されており、保釈には100万ドル(約1億4000万円)が求められている。罪状認否は9月18日に行われる予定。
ハフポストUS版はアロヨ容疑者の代理人弁護士に話を聞こうと試みたが、すぐに特定することはできなかった。
ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。