「ごま団子」「ソースたっぷりのたこ焼き」にしか見えない⇨正体は石の上で休憩中のまんまるな希少生物

富山市ファミリーパークが公開したのは、白っぽい石の上に1羽のライチョウの写真でした。

富山市ファミリーパークが9月1日、公式Xにまんまるな生き物の写真を投稿し、「ごま団子かと思った」「デッカいたこ焼きかと思った」などと話題になっています。

同園が公開したのは、白っぽい石の上にちょこんと座る1羽のライチョウの写真です。「メスのライチョウが石の上で休憩中。良い丸みですね」と説明されている通り、体は見事にまんまるです。小さなくちばしのついた顔はふわっふわの羽毛に埋もれています。

体の上の方の羽毛はこげ茶や黒っぽい色をしていますが、下の方は真っ白。コメント欄にある「ソースをたっぷり塗ったタコ焼きに見えました」というツッコミも納得の見た目です。ほかにも「こんなにまるくなるなんて。毛まんじゅう」「黒ゴマかき氷みたいで美味しそう」「胡麻おはぎ」と色味や形が似ている食べ物を連想する人たちのコメントが多く寄せられていました。

環境省サイトによると、ライチョウはキジ目キジ科の生物。高山帯に隔離分布しており、1980年代には3000羽ほどいたとされていましたが、2000年代には2000羽弱にまで減少しているとみられています。

成熟個体の大きさは約37センチ。羽の色は夏には白・黒・茶色の斑模様ですが、冬になると尾っぽを除いて全身が白色になるそうです。

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