「爆弾が破裂したのかと思った」。民家の壁を猛スピードの車がぶち破り、リビングにいた住人と犬3匹に突っ込む

アメリカ・アリゾナ州で猛スピードの車が民家の壁をぶち破り、リビングにいた住人と飼い犬たちがあわや命を失う大事故が発生しました。

「爆弾が破裂したのかと思った」ーー。

アメリカ・アリゾナ州で猛スピードの車が民家の壁をぶち破り、リビングにいた住人と飼い犬たちがあわや命を失う大事故が発生した。

地元メディアの12NEWSABC7シカゴなどが相次いで報じている。

悲劇に見舞われたのは州都フェニックスにある一軒家。12NEWSによると、住人のマーカス・ホームバーグさんとサブリナ・リベラさんが8月30日午後10時30分ごろ、リビングで晩ご飯を食べようとしていた時に起きた。

2人が公開した動画には、生々しい事故の様子が映っている。

リビングを上方から捉えた映像には、リビングのソファの後ろにある窓のブランドを触るリベラさんと、テーブルに晩ご飯を置くホームバーグさんの姿がある。3匹の愛犬も一緒だ。

事故は突然だった。平和なひとときを切り裂くように、ソファの後ろの壁がものすごい勢いで内側に向かって吹き飛んできた。瞬く間に室内は土煙に覆われ、2人と犬たちが無事なのかすぐにはわからない。

少しすると、車体の4分の3ほどが室内に突っ込んだ状態の乗用車が土煙の中から姿を現した。

全員が命を落としてもおかしくない大惨事だったが、奇跡的に犬も含めてみんな軽傷で済んだという。

ホームバーグさんは「一瞬の出来事で、まるで爆弾が破裂したようだった」と12NEWSの取材に答えている。

乗用車を運転していたのは19歳の人物で、フェニックス警察が飲酒やドラッグなどの影響がありながら運転するDUIの疑いで逮捕したという。

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