阿波踊り中にゲリラ豪雨⇨笑顔で演舞を続けるプロ意識が凄まじい写真に。

土砂降りのなかで阿波踊りを舞う踊り子さんの姿を収めた写真が注目を集めています。

8月23日から25日にかけて、埼玉県越谷市で開催された「南越谷阿波踊り」。24日は、午後から大気が不安定となったことで、土砂降りのなかで阿波踊りを舞う踊り子さんの姿を収めた写真が注目を集めています。

投稿したのは、フォトグラファーのYuji Shibasaki@Photoさん(@Yuji_48)。

この写真が撮影されたのは、午後7時から演舞を開始した徳島からの招待連「天水連(てんすいれん)」の踊りの最中。Yuji Shibasaki@Photoさんは、当時の状況をこう話します。

「天水連さんたちの演舞の最中で雨が強まりました。突然のゲリラ豪雨で、私も含めて周囲にいた人たちが一斉に避難をしたのですが、踊り子さんたちはまだ演舞を続けてやってくるのです。それで、急いでセンターポジションに戻って撮影しました」

その後、イベントは天候回復が見込めず中止となってしまったと言います。

この日のラストを飾ったことになる天水連の皆さん。写真をよく見てみると、土砂降りのなかでも笑顔で踊っていることがわかります。

徳島を代表する有名連のひとつとしてのプロ意識も垣間見えるようなひとコマに、Xユーザーからは「雨の中でも踊ってるみなさんの笑顔が素敵過ぎます」「かっこいいですね😳✨」などのコメントが寄せられました。

Yuji Shibasaki@Photoさんは、この反響について「多くの方から感動した! 踊り子さんのプロ根性を感じるといった声が多くて、ずぶ濡れになりながらも撮影したかいがありました。また、普段とは違った雰囲気の南越谷阿波踊りが撮れたことに私自身も大満足です」と話しました。