⬛︎この先1週間のポイント⬛︎
・週後半は広範囲で大荒れの天気に
・台風の影響は9月にかかる可能性も
・北日本で前線活発化 大雨に警戒
台風10号については台風情報もあわせてご確認ください。
週後半は広範囲で大荒れの天気に
8月27日(火)4時現在、強い台風10号(サンサン)は鹿児島県の奄美地方に接近中です。29日(木)〜30日(金)頃には九州に上陸し、9月1日(日)にかけて西日本から東日本に向けて日本列島を縦断する予想です。
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奄美や九州では最大瞬間風速50m/sを超える猛烈な風が吹くおそれがあり、西日本では総雨量が500mmを超える大雨となるおそれがあります。暴風や大雨の被害、停電、交通機関への影響などが懸念されますので、早めに備えを進めてください。
台風の影響は9月にかかる可能性も
台風は上空の気圧の谷の影響を受けづらい予想に変わっていて、ジェット気流に乗ることができずに比較的遅い速度で日本列島を縦断することが予想されています。影響は月をまたぎ9月1週目にかかる可能性があります。
世界各地の気象機関による複数の数値シミュレーション結果をもとに31日(土)21時の低気圧中心位置を地図上にプロットすると、北東—南西方向に非常に大きなばらつきがあり、進行速度の予測誤差がかなり大きくなっていることを示しています。現在の台風情報よりもさらに遅くなることも考えられるため、今後の予報の変化にも注意してください。
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北日本で前線活発化 大雨に警戒
北日本では前線の活動が活発になるため大雨となるおそれがあります。すでに北海道の道南などで雨が強まっていますが、今後は30日(金)頃にかけて断続的に雨が強まるおそれがあります。
総雨量が多くなるおそれがあるため、台風から離れていても気象情報に注意してください。7月に水害に見舞われた秋田県や山形県でも雨の強まる可能性があります。