7月にスタートした夏ドラマも中盤に差し掛かりました。皆さんが注目している夏ドラマは何ですか。
家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビスクリーンへの「注視」を測る視聴分析サービスを提供するREVISIO（リビジオ）が分析した結果を、8月22日に公表しました。
この調査では、関東エリアで2000世帯、関西エリアで600世帯に設置している調査パネルをもとに、2024年7月に開始した夏ドラマの初回放送での注目度を集計。
「注目度」とは、テレビの前にいる人のうち、テレビ画面に視線を向けていた人の割合を表すといいます。
早速、結果を見ていきましょう。
2024年7月クールの夏ドラマ、注目度ランキング（初回放送）
5位：しょせん他人事ですから 66.6％
4位：新宿野戦病院 66.7％
3位：ギークス〜警察署の変人たち〜 67.1％
3位にランクインしたのは、「ギークス〜警察署の変人たち〜」。松岡茉優さんが演じる西条唯ら頭脳明晰だが人間関係に難がある難がある、警察署勤めの“ギーク”な女性3人が、井戸端会議をしながら事件解決をしていきます。コミカルな演出とテンポの良い展開が視聴者の注目を集めたようです。
2位：GO HOME～警視庁身元不明人相談室～ 68.0％
2番目に注目されているのは、「GO HOME～警視庁身元不明人相談室～」です。警視庁の「身元不明人相談室」を舞台に、小芝風花さん演じる主人公の三田桜が大島優子さん演じるバディの月本真らとともに、身元不明の遺体を特定し、家族のもとに帰すという重要な使命に取り組みます。
1位：マウンテンドクター 68.4％
最も高い注目度を集めたのは、長野県の信濃総合病院の山岳診療科を舞台にした「マウンテンドクター」。主人公の杉野遥亮さんが命の危険と隣り合わせという厳しい環境の中で、山岳医として成長していく物語です。
さらに、7月最終週放送回の個人注目度を調査したところ、初回放送で6位の「ブラックペアン シーズン2」は初回放送から注目度が上がり、68.3%でした。医療ドラマとしての面白さや主演の二宮和也さん演じる悪魔的な天才外科医が視聴者を惹きつけているようです。
一方、4位にランクインしていた「新宿野戦病院」は、64.7%でした。注目度は初回から低下しているものの、W主演の小池栄子さんと仲野太賀さんや、脚本を務める宮藤官九郎さんの独特の世界観が、コアな視聴者層を獲得しているようです。