「この国の、加害と被害の歴史についても…」橋本愛さんが『劇場版 アナウンサーたちの戦争』に寄せ思いつづる

俳優の橋本愛さんが8月20日、出演作『劇場版 アナウンサーたちの戦争』に寄せ、戦争についてつづりました。
Christopher Jue via Getty Images

俳優の橋本愛さんが8月20日、自身のInstagramを更新し、出演している映画『劇場版 アナウンサーたちの戦争』についての思いを語りました。

橋本さんは「思ってることたくさんあるんです」とし、以下のように投稿しました。

「この国の、加害と被害の歴史についても、今世界で起きている戦争、虐殺についても、失われた命について、奪われた命、生活、人権について。一個人として、一社会人として学び、小さなことでも、アクションを起こしていく」

この投稿に対して、作品を見た人たちからは「言葉の恐怖を共に感じ涙が止まらなかった」「加害と被害の両方を知ることが大切」「考えなくてはいけないと思わせてくれる作品」などと、共感するコメントが集まりました。

8月16日に公開されたこの作品は、2023年にNHKにて放送されたドラマ『アナウンサーたちの戦争』を映画化したもの。ナチスのプロパガンダ戦に倣い「声の力」で戦意高揚・国威発揚を図り、偽情報で敵を混乱させた、ラジオ放送による「電波戦」を描いた、実話に基づいた物語です。

橋本さんは、戦意高揚を後押しする放送に疑問を覚え、葛藤する主人公・和田信賢アナウンサー(森田剛さん)の妻でありアナウンサーの実枝子を演じています。

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