エアコン活用、4つのポイント
パナソニックは8月5日、「熱帯夜の快眠マニュアル」を公開した。それによると、エアコンの使用のポイントは以下の4つ。
・エアコンは寝室に入る30分前にON、上に向けて風をあてておく
布団に入ったタイミングでエアコンのスイッチを入れても、日中に溜め込んだ熱が室内にこもっているため、室温が下がるまでに時間がかかってしまうことも。
・湿度は60%以下に・湿度は60%以下に
湿度が高い時は「エアコンの温度を下げる」または「エアコンを除湿運転する」といった対応がおすすめだという。
・扇風機との併用
エアコンの風が、直接体にあたるのが苦手…という人も多いかもしれない。
そんなときには扇風機を併用し、表面に太い血管の通っている足首あたりに風をあてると、深部体温が下がりやすく寝入りが良くなるという。
ただし、風を長時間、体にあてないよう注意が必要だとしている。
7割が「暑さで寝苦しい」と回答、深夜にエアコン操作する人も
同社が7月に実施した夏の睡眠状況やエアコン利用に関する調査(パナソニック「エオリア」調べ、20〜60代の男女551人が回答)によると、7割の人が暑さで寝苦しいことが「頻繁にある」「時々ある」と回答。
睡眠の満足度については「全く満足していない」「あまり満足していない」が合わせて5割を超えた。
その理由は「暑さ」(70%)がトップとなり、「湿気」(51%)、「ストレス」(31%)、「寝具との相性」(16%)と続いた。
また、同社の「エオリア」ユーザーデータからは、夜中に気温が30度を超える日の深夜2時〜5時に、エアコンを操作しているユーザーが65%にのぼったという。
エアコン以外にも快眠のコツ
また、「快眠マニュアル」ではエアコンの使い方以外にも、「寝る1時間前までにバスタブで入浴、温度は夏でも38~40度」「リビングや浴室の照度は控えめに」「パジャマはゆったりとした長袖・長ズボンが理想的」などの快眠のコツを紹介している。