うまい棒30本で作った、あるモノがすごい!⇒実はその発想は数学からきていた

一見、うまい棒を使った工作に見えますが、実は数学の勉強にもなるのです。

うまい棒であるモノを作った写真がXに投稿され、話題になっています。 

投稿したのは、三谷純(@jmitani)さん。「うまい棒30本入りを買うと、ちょうど正二十面体を作れる」として、めんたい味のうまい棒30本を組み合わせて作った正二十面体の写真を投稿しました。

この投稿は9.3万回以上「いいね!」され、大きな反響を呼びました。

筑波大学でシステム情報系の教授を務める三谷さん。くす玉に代表されるようなユニット折り紙の経験がある人にとっては「正二十面体の辺の数は30」ということは一般的だそうで、今回、お子さんのために購入したうまい棒がたまたま30本入りだったため、すぐに正二十面体を作ることを思いついたといいます。 

うまい棒同士は、包装のカドをセロハンテープで貼り合わせており、接着箇所は全部で60カ所。どうしてその数字(=60)になるのか?「考えてみるのも、よい頭の体操になる」と三谷さんは話します。

投稿には「正二十面体だから『めんたい』味ってことなのか!(納得)」「賢こ面白いの素敵ですね✨」という反応が寄せられました。

反響に対し、三谷さんは「実を言うと、これまでに最もたくさん『いいね』を集めた投稿は、私の父のスケッチを紹介したものでした。該当の投稿では9万いいねを得ています。2年という年月を経て、今回この記録を更新できたので、ようやく父を超えられたような気がしています。うまい棒ネタですが…」とコメントしています。