なぜ新幹線は運休するの?JR東海、台風7号で東海道新幹線が強風で運転を見合わせる理由を説明【画像】

台風に伴う強風が新幹線に及ぼす影響とは?長時間、運転を再開できない恐れについて、東海道新幹線が説明しています。
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sanniely via Getty Images

東海道新幹線は8月16日、台風7号の影響で予定していた列車全てが運休となった。一部区間では臨時列車が運行しているものの、移動に大きな影響が出ている。SNS上では「止まるほどではないのでは」「この程度であれば動いてほしい」といった声もあがる。

どんな基準で、運休と判断しているのか。東海道新幹線は運転計画を変更した8月15日公式X(@JRC_Shinkan_jp)で説明した。

運休の基準は?

東海道新幹線によると、台風によって、ビニール袋や傘などが飛来したり、線路内に樹木が倒木したりといったリスクがある。1秒あたりの風速が30メートル以上になった場合、安全のため運転を取りやめるという。

また、1秒あたリの風速が35メートル以上になると、係員による線路・設備の点検が必要になるという。

運転の再開については「安全確認を終えてから」となるが、風が弱まるまで設備点検を行えなかったり、点検に時間を要したりする場合は、長時間運転を再開できない恐れがあり、計画的に運転を見合わせることもあるという。

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