いつどこで起こるかわからない災害。外で被災することを想定した対策できていますか？
そんな時、警視庁災害対策課（@MPD_bousai）が発信した「防災ボトル」が助けてくれるかもしれません。
防災ボトルとは何か。そして、どのように活用すればいいのか紹介します。
防災ボトルについて学び、実際に作った
「岩手県立葛巻高校からのお手紙をご紹介。『川が氾濫したら』『受験のときに災害が起こったらどうしよう』…。不安は人それぞれ」
「《自分たちができる防災》をテーマとして、生徒一人一人が自分に何が必要かを考え、オリジナルの防災ボトルを作るという取り組みをしているそうです。ぜひご参考に」
警視庁災害対策課は2023年8月31日、Xにこう投稿しました。
投稿には画像が添付されており、葛巻高校の生徒たちが「防災ボトル」について学び、実際に作ったことが紹介されています。
防災ボトルとは、防災グッズをボトルに詰め込んだものを言い、警視庁災害対策課が2022年4月に発信した際は大きな反響を呼びました。
以下は、その時の投稿です。
「災害は、いつどこで起こるかわかりません。そんな災害のときのために、私は外出する際、各種グッズをウォーターボトルに入れた『防災ボトル』を持ち歩いています」
「コンパクトに収納できるので、カバンやリュックサックに入れても気にならず、防災力を高めることができます。ぜひ、ご参考に！」
必要なのは、500mlのウォーターボトル。これに次のようなものを入れておくと、いざという時に助かるといいます。
①ホイッスル
②圧縮タオル
③エチケット袋
④ミニライト
⑤ビニール袋
⑥常備薬
⑦ばんそうこう
⑧アルコール消毒綿
⑨ようかん
⑩現金
なお、2022年4月の投稿には、「販売してほしいくらい素晴らしい」「これなら誰でもできる」「持ち運びしやすくていい」「これはマネしちゃう！」といった声が寄せられており、実際に防災ボトルを作った人も写真をアップしていました。
じわじわと浸透している防災ボトル。皆さんも災害に備え、作ってみてはいかがでしょうか。
（この記事は2023年9月4日の記事を再編集したものです）