高速道路で「逆走」、実際の映像が怖すぎる。NEXCOが投稿、「これで被害なしは奇跡」の声

NEXCO中日本名古屋支社は、高速道路で起きた「逆走」事案の映像を公開しました。

8月15日朝、栃木県那須塩原市の東北道下り線で、逆走してきた軽乗用車と乗用車が正面衝突した。

NHKによると、双方の運転手が死亡し、乗用車に乗っていた子ども2人がけがを負って病院に搬送された。

逆走を巡っては、NEXCO中日本名古屋支社が6月、公式X(@c_nexco_nagoya)を通じて注意喚起している。

NEXCOが投稿した実際の逆走事案の映像を見た人たちからは、「逆走でさらに進もうとしているの恐怖でしかない」「なんでこんなことが起きるんだ」といった声が寄せられていた。

「これでけが人なしは奇跡」

NEXCO中日本は6月12日、「これは先週木曜日に伊勢湾岸道で発生した逆走です」と投稿。

「大型車が早めに気づいたことで正面衝突とならず、さらに周りの車がハザードを点灯し合図することで事故を防ぐことができました」と状況を説明し、「前方に異変を感じたら、特に車間距離をとり前の車の動きに注意してください」と呼びかけた。

投稿された映像を見ると、赤っぽい色をした車が進行方向とは逆にどんどん進んでいく。

ついには本線に入ったが、トラックなどが異変を察知して減速、停車。周囲の車もハザードを点灯し、事故を回避した。

高速道路で前方から車が迫ってくるという普通ではあり得ない状況に、「怖い」「追突しなくてよかった」「これで被害なしは奇跡」といった声が上がっていた。

では、逆走を目撃したらどうすればいいのか。

NEXCO東日本によると、逆走車を見聞きしたら速度を落とし、十分な車間距離をとって走行することが重要だという。

前方に逆走者を発見したら、衝突を避けるように注意して走行し、同乗者が110番するか、最寄りのサービスエリアの非常電話、料金所スタッフに申し出る。

また、逆走をしてしまった場合は、近くの安全な場所に停車し、ハザードランプを点灯。ガードレールの外側など安全な場所に避難した上で、110番や非常電話で通報する。

(この記事は6月16日に配信した記事を一部編集しています)

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