「想像の10倍爆発してる」落としたハンディファンを使用⇨一瞬で粉々に…注意喚起映像が怖すぎる

突然、爆発して部品が粉々に……。経産省の製品事故対策室が落としたハンディファンの使用について注意を呼びかけています。

「落とした携帯用扇風機、そのまま使用していませんか?」

経済産業省 製品事故対策室の公式X(@kochijiko)は8月13日、携帯用扇風機の事故を注意喚起するショート動画を公開しました。

携帯用扇風機(イメージ写真)
Aflo Images via Getty Images
携帯用扇風機(イメージ写真)

 動画では、マネキンの首に下げた携帯用扇風機が突然、「バーン!」という激しい音を立てて爆発。煙とともに部品が粉々に砕け散り、顔などに直撃する様子が映し出されています。

動画を作成した独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)によると、この映像は、地面に落とすなど強い衝撃で損傷した携帯用扇風機のバッテリーが破裂する事故を再現したもの。

リチウムイオンバッテリーが搭載されている場合、外部からの衝撃によってバッテリーが凹むなどすると、内部ショートが生じ、発煙や発火につながる恐れがあるといいます。

NITEは「もしも強い衝撃を与えてしまった場合は、使用を中止して、製造・輸入業者や販売元の修理窓口に相談してください」と呼びかけています。

また、事故発生後に事業者に問い合わせようとしても連絡先が不明であったり、日本国外の連絡先しか表記されていなかったりするケースもあります。

NITEによると、その場合、事故が多発したとしてもリコールなどの措置がなされないことがあり、製品を選ぶ際には、「事業者の連絡先が確かなこと」を一つの基準にするとよいそうです。

この投稿には、「これは怖い」「想像の10倍爆発しているから、本気で気をつけた方がいいね」「爆発が思っていた以上に大きくて突然だった」など驚く声が寄せられていました。