パリオリンピックは8月11日、次回2028年大会の開催地、アメリカ・ロサンゼルスにオリンピック旗を引き継ぎ、幕を下ろした。
次回開催まであと4年あるが、ロスオリンピックで新たに加わる競技や復活する競技を紹介しよう。
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IOC(国際オリンピック委員会)は2023年10月、2028年ロサンゼルスオリンピックに5つの競技を追加することを承認したと発表した。
ロスオリンピックでは、ラクロス、クリケット、野球、そしてソフトボールが復活する。そしてスカッシュと、アメリカンフットボールのタックルの代わりに相手の腰につけている「フラッグ」を外す非接触型のアメフト「フラッグフットボール」が初めて加わる。
IOCのバッハ会長は2023年の発表時に「追加5競技の選択はアメリカのスポーツ文化に沿ったもの。アメリカの象徴的なスポーツを世界に紹介すると同時に、国際的なスポーツをアメリカにもたらすことになる。これらのスポーツは、ロスオリンピックをユニークなものにするでしょう」と述べた。
ボクシングは、同スポーツの国際組織「IBA(国際ボクシング協会)」の組織運営などの問題により、実施の可否が「保留」状態となっている。
また、パリオリンピックに初めて加わった「ブレイキン」は、アメリカ発祥にも関わらず、ロス五輪では除外される。
ブレイキンの選手たちはこのことについて事前に知っていたと言い、ユニフォームがクロネコヤマトの制服にそっくりと日本で話題になったオーストラリアのレイチェル・ガン選手は英メディアUniladに対し、「ブレイキンは明らかに運動競技で、さまざまな面で高い献身が必要です。新たなレベルの興奮をもたらしています」と述べた。
ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。