災害に備え「小銭」の用意を!必要になる4つのケースとは?警視庁が呼びかけ、「忘れがちだけど役立つ!」

キャッシュレスが浸透している今、災害時は小銭の重要性が増しています。警視庁災害対策課が過去に発信していました。【南海トラフ・防災】

気象庁が8月8日に発表した「南海トラフ地震臨時情報」を受け、防災への関心が高まっている。

そこで今回、警視庁災害対策課(@MPD_bousai)が1年前に呼びかけた防災情報を紹介する。キャッシュレスが浸透している今、重要な情報だ。

「忘れがちだけどとても役立つ」

警視庁は2023年6月21日、Xで「災害時は『小銭』が便利」と呼びかけた。その理由として、次の4つのケースを挙げている。

①トゲが刺さったときは5円玉が有効

②袋が開かずに困ったときは10円玉×2枚で解決

③公衆電話は災害時の有効な連絡手段。小銭が必要ですので使い方の確認を

④停電時、電子マネーが使用できない場合も考えられる。非常用持出袋に小銭入れの備えを

①指先にトゲが刺さった際、5円玉の穴に患部を入れて押し当てるとトゲが浮き出てくるため、引き抜きやすくなる。

②素手で袋がなかなか開かない場合は、10円玉2枚で袋を挟み込み、スライドさせると簡単に開けることができる。

NTT東日本によると、①受話器を上げると受話口から発信音(ツー)が聞こえる②硬貨かカードを投入する③ダイヤルするーーの3つの手順で使える。なお、災害時は無料で使えることもある。

④警視庁の“中の人”はコインケースに小銭を収納し、非常用持ち出し袋に入れている。約2万円も収納できるそうだ。

この警視庁の投稿には、「おおお!どれも勉強になる!」「そういえば公衆電話を久しぶりに利用したけど子ども達にも教えてやらないと」「忘れがちだけどとても役立つこと!」といった声が寄せられていた。

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