オリンピック旗をパリからロサンゼルスに運んだのは、大物ハリウッド俳優だった――。
パリのスタジアム「スタッド・ド・フランス」で8月11日(現地時間)に行われたオリンピック閉会式で、俳優のトム・クルーズさんが登場して映画『ミッション:インポッシブル』さながらの華麗なスタントを見せた。
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クルーズさんは、オリンピック旗がパリのアンヌ・イダルゴ市長から、次の開催地ロサンゼルスのカレン・バス市長に手渡され、アメリカ出身の歌手H.E.R. さんによる米国歌独唱が終わった後に、会場のスタッド・ド・フランスの屋根の上に登場。
ワイヤーアクションでステージに飛び降りて選手たちと握手やハイタッチを交わした後に、バス市長からオリンピック旗を受け取り、バイクで走り去った。
その後に流れた事前に撮影された映像では、クルーズさんがバイクに乗って凱旋門やエッフェル塔の前を走り、空港で飛行機に乗り込んで「そちらに向かっている」と伝える様子が映っている。
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ロサンゼルスに到着したクルーズさんは、レッド・ホット・チリ・ペッパーズの「By the Way」 をBGMに飛行機からパラシュートでロサンゼルスに降り立ち、 女子マウンテンバイク、ケイト・コートニー選手にオリンピック旗を手渡した。
映像には、ハリウッドサインが五輪にアレンジされるなどの演出も映っており、2028年のロサンゼルス大会への期待が高まる内容になっている。
クルーズさんも、「ありがとうパリ。LAに向かうよ」というメッセージとともに、にスタッド・ド・フランスの屋根の上で撮ったと思われる写真を自身のSNSに投稿している。