日本銀行が追加利上げを決めたことで、大手銀行をはじめ普通預金の金利を引き上げる動きが広がっている。
金利が上がると、お金を預けている銀行などからもらえる利息が増えるメリットがある一方、住宅ローンなどのように借りているお金にかかる利子が膨らむデメリットもある。
金利への関心が高まる中、顧客満足度調査を手がけるオリコンが住宅ローンについて調べた。過去5年に住宅ローンの新規借り入れか借り換えを行い、現在融資を受けている全国1万3303人(20〜69歳)に金融機関の満足度について尋ね、8月1日に結果を発表した。
住宅ローン総合ランキングTOP10
10位 関西みらい銀行
9位 西日本シティ銀行
7位 三菱UFJ銀行
7位 三井住友銀行
6位 楽天銀行
4位 住信SBIネット銀行
4位 SBI新生銀行(旧新生銀行)
3位 イオン銀行
イオン銀行は、付帯サービスが評価されました。
利用者からは「イオンの買い物が割引になるクレカの発行、店舗の営業時間が長く立ち寄り・相談しやすい」(40代)、「イオングループでの買い物が5%オフとなる点が良かった」(30代)
、「金利が安くて良かった。日曜日でも対応してくれるので仕事を休まなくてもよいのが良い」(50代)などのコメントが寄せられた。
2位 auじぶん銀行
auじぶん銀行は、商品内容と団体信用生命保険(団信)の充実さが評価されたほか、金利が魅力的だという意見が聞かれた。
「金利が低い、団信+保障のプランがたくさんあって、自分たちに合うプランをセレクトできた」(30代)、「手続きがネットで完結するので便利だった。金利が安く、一部団信が無料だった点も良かった」(40代)、「審査書類が画像でアップロードでき、遅くまで電話対応可能だった点が共働きなので大変助かった」(40代)。
1位 ソニー銀行
ソニー銀行は、商品内容の豊富さ、充実した団信、サイトのわかりやすさが他行を上回る評価を得た。
利用者からは「がん団信を付けても金利が安い。ネットで完結できるので審査結果が早かった。担当者の方もメールで丁寧に案内してもらえて良かった」(20代)、「変動金利から固定金利に無料で切り替えできる点が良かった。金利が安い」(30代)、「すべてウェブまたは電話で手続きが終了した。担当者が休みでも、他の社員が責任をもって対応してくれたので、ストレスを感じなかった」(40代)などの感想が聞かれた。