在日フランス大使館の公式Xアカウント(@ambafrancejp_jp)が8月9日、「長崎平和祈念式典」に参加したとして投稿した写真が、広島の平和記念式典の様子を写した写真であることが分かった。
在日フランス大使館は8月9日、「今日という8月9日、長崎への原爆投下による犠牲者をわたしたちは忘れません。今年もフランスは長崎平和祈念式典に参加し、哀悼の意を捧げました。在日フランス大使館のニコラ・ティリエ公使が代表を務めました」とXに投稿。
その上で、花が並べられた台の前に参加者が並んでいる様子の写真を添付した。
しかし、その写真の背景や建物を確認すると、長崎の平和祈念式典のものではなく、広島の平和記念式典の様子を撮影した写真とみられる。
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他国の大使館が広島の平和記念式典に参加した際に撮影し、SNSにアップロードした写真と比べても、背景の画像などが一致する。
長崎市調査課によると、同市はフランスに平和祈念式典の招待状を送っており、ニコラ・ティリエ公使が参加したという。
◆UPDATE(8月9日午後7時37分)
ハフポスト日本版が9日午後7時30分に在日フランス大使館のXを再び確認したところ、当該投稿は削除されていた。同大使館は同日午後7時20分、文字だけで投稿し直した。
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