三谷幸喜さんが勧める「読書感想文」の書き方とは。「目から鱗」「めっちゃ参考になる」と反響続出

夏休みの宿題の定番である「読書感想文」。脚本家の三谷幸喜さんが2つのポイントを明かしました。
三谷幸喜さん(2017年10月25日撮影)
三谷幸喜さん(2017年10月25日撮影)
時事通信社

(初出:2022年08月10日)

楽しい夏休みの一方で、やらなきゃいけない「宿題」…。

その定番である「読書感想文」について、脚本家の三谷幸喜さんが紹介した「2つのポイント」が話題になっている。

三谷さんは2022年8月6日に出演したTBS系『情報7daysニュースキャスター』の冒頭、夏休みの読書感想文のアドバイスについて求められ、こう語った。

 

「僕も大っ嫌いだったんですよ。作文は好きなんですけども、読書感想文となると、何を書いていいか分からないし、あらすじとかも面倒くさいし、なんでこんなことを書かなきゃいけないんだと思って…」

 

その上で、三谷さんが語った読書感想文のポイントは2つ。

 

①あらすじは不要

 

②「どう思ったか?」ではなく「どう変わったか?」

 

①の「あらすじは不要」については、「どうしても(あらすじを)書かなきゃいけないっていう思いがあると思うんですけど、それが面倒くさいので。書いちゃいけないとは言わないけども、そんなの本当は必要ない。どうしても必要だったら書けばいい」と説明した。

 

あらすじよりも大事なこととして、具体的に書くために、「これを読んで、自分が何が変わったか。読む前と読んだ後でどんな変化が自分にあったか、なかったか。自分に落とし込んで書くと、作文と同じようなものだからちょっと書きやすくなるかな」とアドバイス。例として、日本の昔話の一つである『桃太郎』を挙げ、こう説明した。

 

「例えば『桃太郎』の感想文の時に、面白かったかどうかじゃなくて、あれを読んでどう感じたか。昔は川上から桃が流れてきたら拾っていたかもしれないけども、あれを読んで、余計なことには巻き込まれたくない、桃を拾うのはやめようと心に誓った。それでもいいんです。それくらい軽い気持ちで書いたらどうかなと思います」

 

この三谷さんのアドバイスに、SNS上では「目から鱗」「めっちゃ参考になる」「もっと早く知りたかった」といった声が上がっている。

 

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