卓球の“独特な形のラケット”に「初めて見た」と衝撃走る。ルール違反を疑う声が広がるも、実際は?【パリ五輪】

卓球男子団体戦の準決勝で、日本に勝利したスウェーデン。選手が使っていた、なじみのない形のラケットが話題です。
トゥルルス・モーレゴード選手
トゥルルス・モーレゴード選手
Hernan Liu via VCG via Getty Images

7月27日に開幕したパリオリンピック。多くの競技が盛り上がりを見せ、8月7日時点で日本の選手・チームも31のメダルを獲得しています。

そんな中、8月7日(現地時間)に開催された卓球男子団体の準決勝で使われていたラケットが話題になっています。

この日、張本智和選手や戸上隼輔選手率いる日本と対戦したのはスウェーデン。世界ランク4位の日本は、同ランク7位のスウェーデンに接戦の末2-3で敗れました。

結果とともに注目されたのが、スウェーデンのエースであるトゥルルス・モーレゴード選手の使用するラケットの形。

モーレゴード選手が使用していたのは円形ではなく六角形のラケットでした。

ネット上では「初めて見た」「あんなデザインあるんだ」などと驚きの声が広がっています。
一部では、「ルール違反ではないか」と疑問を抱く声も上がっていますが、 NHKによると、卓球のラケットは赤と黒の二色を使っていればよく、形・大きさの制限がないのだそうです。

また、卓球専門メディアの「卓球王国」は、この六角形のラケットは、サービスやレシーブがしやすく攻撃選手に向いているといい、モーレゴード選手もこのラケットで、WTTコンテンダー(ブダペスト)で優勝したと報じています。

注目記事