“去り方”が山口百恵さんとシンクロ。史上初5連覇達成のレスリング選手の引退パフォーマンスがめっちゃ泣ける【パリオリンピック】

前人未到の五輪5連覇を達成したレスリングのミハイン・ロペス選手の引退シーンが話題です。
パリオリンピックで金メダルを獲得した、男子グレコローマン130キロ級のミハイン・ロペス選手(8月6日撮影)
パリオリンピックで金メダルを獲得した、男子グレコローマン130キロ級のミハイン・ロペス選手(8月6日撮影)
China News Service via Getty Images

パリオリンピックで金メダルを獲得した、レスリングのミハイン・ロペス選手の引退パフォーマンスがファンの間で話題を呼んでいます。

キューバ出身のロペス選手は、8月6日に行われた男子グレコローマン130キロ級の決勝戦で、チリのヤスマニ・アコスタ選手を破り優勝。

ロペス選手は今回の金メダル獲得で、五輪史上初の5連覇という快挙を達成しました。それと同時に現在41歳11カ月のロペス選手は、レスリング史上最年長のオリンピック王者という記録も更新

ロペス選手は優勝が決定した後、笑顔でコーチを投げ飛ばし、マット上にひざまずきました。

そして自身のレスリングシューズを脱ぎ、キスをした後マット上に置きました。

レスリング界では、このシューズを置く行為は引退表明の意味を持ちます。ロペス選手は歓声に包まれながらシューズを残してリングを後にし、華麗な引退を迎えました。

かつて人気歌手だった山口百恵さんが引退した際、『さよならの向う側』を涙ながらに歌い終えた後にステージ中央にマイクを置いて去っていったシーンにも重なるような去り方でした。

この引退パフォーマンスを見たファンからは「山口百恵みたい」「伝説すぎるよロペス」「引き際まで完璧すぎる」「最後まで伝説だった…」と感動の声が上がりました。

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