オリンピックはメダルがすべてではないーー。
しかし、金銭的には大きな意味がある。
栄光の証であるメダルはとても貴重なため、選手たちが売却や寄付をした際には、非常に高額な値段がつけられる。
では、実際にメダルを授与された選手は、どれほどの賞金を得ているのだろうか?
国によって大きな差がある
CNBCによると、国やメダルの色によって賞金は異なるという。また、シンガポールのように、政府が選手に直接支払う場合もあれば、 別の組織を通じて支給する国もある。
日本のオリンピック金メダリストは、日本オリンピック委員会(JOC)から500万円支給される。
それは香港の金メダルの賞金とされる76万8000ドル(1億1100万円)と比べれば微々たるものだが、オーストラリアの1万3000ドル(189万円)よりはずっと高額だ。
CNBCが報じている各国のメダル賞金額を見てみよう。以下が、賞金額が高い順から並べたリストだ。(執筆日8月6日の為替レートでUSドルから円に換算しています)
【国別賞金一覧】オリンピックでメダルをとった選手の賞金。国によってこんなに違う
アスリートはどうやって生計を立てているのか?
すべてのオリンピック選手がメダルをとれるわけではない。では、他にはどのような方法で生計を立てているのか?
イギリスのTelegraph紙によると、普通の9時5時の仕事からソーシャルメディアによる収入まで多岐に渡るという。
一部の選手は、ブランド契約や、政府や慈善団体から助成金を得ることもある。
アメリカの女子水球代表チームの選手たちの多くは複数の仕事を掛け持ちしており、それを知ったアメリカのラッパーが支援を始めた、というケースもある。
Forbesによると、東京オリンピック開催時、オリンピック選手の58%が「自身が経済的に安定していないと思っっている」と答えたという。
ハフポストUK版の記事を翻訳・編集しました。