高速道路で渋滞⇨最後尾にトラックが追突。ドラレコ映像に「ドーン」と衝撃音、NEXCOが公開

NEXCOが渋滞する車の最後尾で発生した“玉突き事故”の映像を公開しました。【ドラレコ映像】

NEXCO中日本東京支社は8月2日、渋滞する車の最後尾で発生した“玉突き事故”の映像を公式X(@c_nexco_tokyo)で公開した。

7月25日には埼玉県の関越自動車下り線で、トラックが渋滞で停車中の乗用車に追突した玉突き事故が発生。この事故では、トラックの運転手が死亡し、乗用車の運転手ら8人がけがを負っている。

高速道路上での玉突き事故は大事故につながる可能性が高い。NEXCOが注意を呼びかけている。

トンネル内に「ドーン」という衝撃音

NEXCOが公開したのは、グループ会社の「中日本ハイウェイ・パトロール東京」から提供を受けたドラレコ映像。

パトロールカーが高速道路の走行車線を走っていたところ、追越車線を走行するトラックが渋滞の最後尾で停車しようとしていた別のトラックに勢いよく追突した。

別のトラックはその反動でさらに前に停車していたトラックに追突。トンネル内に「ドーン」という大きな音が響き、パトロールカーの隊員も思わず「あちゃあ……」と声を漏らしていた。

今回トラックに追突されたのは同じような大きさのトラックだったが、これが一般車両であれば大事故につながっていたかもしれない。

NEXCOは「渋滞最後尾での追突事故は車間距離が不十分であることが要因」と指摘し、「急な速度低下や渋滞最後尾に対応できる安全で十分な車間距離を保持して走行してください」と呼びかけていた。

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