日産、4〜6月営業益99%減。理由は?内田社長「非常に厳しい結果」。通期の最終益予想を下方修正

内田誠社長は「第1四半期は日産にとって非常に厳しい結果となった。しかし、課題に対して明確な対策を打ち、新型車の投入を推し進めることで業績を回復していく」と述べました。

日産自動車は7月25日、2024年4~6月期の連結決算で、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比99.2%減の9億9500万円になったと発表した

米国市場で積み上がった在庫を減らすため、ディーラーに支払う販売奨励金が膨らんだことなどが響いた。

また、日産は25年3月期の連結業績予想について、営業利益を従来の6000億円から5000億円に、最終(当期)利益を従来の3800億円から3000億円にそれぞれ下方修正した。

内田誠社長はオンラインの記者会見で「第1四半期は日産にとって非常に厳しい結果となった。しかし、課題に対して明確な対策を打ち、新型車の投入を推し進めることで業績を回復していく」と述べた。

24年4〜6月期の売上高は2兆9983億円(前年同期比2.8%増)、最終利益は285億円(同72.9%減)だった。

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