※2024年上半期にハフポスト日本版で反響の大きかった記事をご紹介しています。(初出:7月2日)
猛毒を持つ「ヒョウモンダコ」について、警視庁災害対策課が公式Xアカウント(@MPD_bousai)で注意を呼びかけている。
10センチほどと小さいが、かまれると呼吸困難を起こすこともあり、海外ではかまれた人が死亡した事例もある。
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いったいどんな見た目なのか。そして、どこに潜んでいるのか。
フグ毒で知られる「テトロドトキシン」
警視庁によると、ヒョウモンダコは海の岩場などに生息する10センチほどの小型のタコ。しかし、非常に強い毒を持っており、関東近県の海でも目撃されているという。
同様の注意喚起は自治体も行っている。
島根県は、「ヒョウモンダコの唾液には神経毒であるテトロドトキシンが含まれており、かまれると呼吸困難を起こすこともある危険な生物です」と発信。
浅い海の岩礁、サンゴ礁、砂と小石混じりの海底に生息しているといい、「刺激を受けると青いまだら模様が見える」という。
国内では愛媛県で男性がかまれて入院したほか、海外では死亡事例もあることも紹介した。
東京都公園協会も、唾液に含まれる毒について「噛まれると体内へ注入されてしまう」とし、「潮だまりにいることもあるので、小さなタコには触らないように」と注意を呼びかけていた。
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警視庁の投稿には、「そんな生物に見えないけど毒あり。覚えておきます」「こんなに小さいのか」「関東でも毒があるタコがいるなんて知らなかったです」といった声が寄せられていた。