東京都内では35度を超える日もあり、熱中症に気をつけたい季節になりました。
厚生労働省が発信する、熱中症を予防のための方法を紹介します。
まずは暑さを避けること。屋内では▼扇風機やエアコンで温度を調節する▼遮光カーテンやすだれ、打ち水を利用する▼室温をこまめに確認する▼WBGT値(暑熱環境での熱ストレスを評価する指標)を参考にすることなどが重要です。
屋外では▼日傘や帽子を着用する▼日陰を利用し、こまめな休憩をとる▼天気のよい日は、日中の外出をできるだけ控えることが大切だといいます。
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また、からだの蓄熱を避けるためには▼通気性のよい、吸湿性・速乾性のある衣服を着用する▼保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やすことが有効だといいます。
室内でも屋外でも、のどの渇きを感じなくても、こまめに水分・スポーツドリンクなどを補給しましょう。
特に子どもは体温の調節能力が十分に発達していないので、気を配る必要があります。
また、熱中症患者のおよそ半数は65歳以上の高齢者だといいます。暑さや水分不足に対する 感覚機能やからだの調整機能も低下しているので、注意が必要です。また障害のある人も、自ら症状を訴えられない場合があるため、特に配慮しましょう。