焼きおにぎりの焼き方に3つの“流派”があることをご存知だろうかーー。
その3つとは、「フライパン」「焼き網 or 魚焼きグリル」「トースター」。
JA全農広報部は7月に公開したnoteの記事で、このうちどの焼き方がおいしいのか、試した結果をまとめている。
JA全農広報部によると、「白米をおいしく炊き、しょうゆとごま油を混ぜて味つきのおにぎりを作り」、3つの方法でおにぎりを焼いて、焼きやすさや仕上がったおにぎりの食感や香ばしさなどを比べた。
すると、「私(筆者)的にいちばんおいしい焼き方は魚焼きグリル」だったという。
魚焼きグリルは側面もしっかりと焼けるので、「ひっくり返すのが楽」だといい、仕上がりも「全体的にかりっとしているし、香ばしい!!」と絶賛した。
トースターは、「焼けるまで時間がかかり」「継続して焼けないのがイマイチ」だという。仕上がりは「グリルと同じように、全体的にカリっと」したものの、「香ばしさはグリルの方が上」とのジャッジ。
フライパンは「ひっくり返す時、焼けていない面のコメがトングや箸にくっついてしまい」「くっつきをきっかけにおにぎりが崩壊しそうになる」として、焼く作業そのものに苦戦。焼き上がりも「側面があんまり焼けていない」といい、魚焼きグリルとの差は明白だった。
ただ、JA全農広報部は、フライパンでも全体的にカリカリに焼く方法を編み出したという。
「おにぎりが多面体であることが、全面的カリカリ状態を阻んでいるのでは??」
そう分析し、おにぎりを「たわら型」に握って、転がしながら焼いてみたところ、「崩れなくて楽〜」。出来上がりも「全面的にカリカリ」になるという大成功を収めた。
JA全農広報部は、さらに焼きおにぎりに「なめ茸を混ぜる」「チーズを入れて焼く」などのアレンジレシピも紹介している。