あるモノをミニチュアにしたキーホルダーがXに投稿され、ハイクオリティすぎると話題になっています。
あるモノとは、焼き魚定食。焼き魚に添えられた大根おろしや卵焼きまで見事にミニチュアで再現されています。投稿者であり、このキーホルダーの作者でもあるはらぺこ文鳥さん(@hara_hetta0725)はプロのミニチュア作家として活動しながら、自身が手掛けた作品を度々Xに投稿しています。
小学生の頃に粘土で作ったケーキやピザを先生や友達が褒めてくれたことがきっかけで、ミニチュアフード制作を始めたはらぺこ文鳥さんは、「大学を卒業した頃にはお手本がなくとも自分なりの手法でリアルな食べ物を再現できるようになっていた」と話します。
そんなはらぺこ文鳥さんの得意ジャンルは「和食や和菓子」。今回投稿したミニチュアの焼き魚定食は、お米の一粒一粒や香ばしく焼けた皮目の細部に至るまで精巧に再現されています。
まさに、「鞄にこんだけ気合いの入った焼き魚定食つけてる人がいたら私ならビビる」というコメント通りのクオリティの高さです。
はらぺこ文鳥さんに作品作りのこだわりについて聞いたところ、「最近では食器からフードまで全て粘土で作りたいと考えるようになり、学生時代に美術部で陶芸作品を作っていたことを思い出したんです。試行錯誤するうちに和食は料理だけでなくお皿のデザインも大切だと気付いたので、現在は美味しそうなだけでなく食器まで可愛いミニチュア和食を目指して制作しています」とのこと。
この投稿には13万もの「いいね」が寄せられたほか、「お腹空く」「世界中の人に見てほしい」など絶賛の声が続々と寄せられています。
反響について、はらぺこ文鳥さんは「樹脂粘土製のミニチュア定食でたくさんの人の食欲を刺激することができて嬉しいです。これからもミニチュアフードの魅力をお伝えしていきます」と話しました。