11月のアメリカ大統領選を前に、演説中に暗殺未遂事件に見舞われたトランプ前大統領。7月13日、ペンシルベニア州バトラーで銃撃された直後、トランプ氏がシークレットサービス(大統領警護隊)の警護官に発した言葉は「(脱げた)靴を取らせて」だった。
15日の共和党大会で党大統領候補に正式に指名されたトランプ氏は、党大会に先駆けて応じたニューヨーク・ポストのインタビューで、この発言について説明した。ソーシャルメディアでさまざまなコメントや憶測を招いていたことを受けてのことだ。
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「警護官があまりに強く当たってきたから靴が脱げてしまった。かっこいい靴なんです」とインタビューで語った。
インタビューはウィスコンシン州ミルウォーキーで開かれている党大会に向かうトランプ氏のプライベート機の機内で行われた。トランプ氏は右耳を白い包帯のようなものでゆるく覆った状態でインタビューに臨んだが、ニューヨーク・ポストによるとその姿を撮影することは許されなかったという。
インタビューでトランプ氏は、銃撃後に拳を突き上げる自分の写真について言及し、「多くの人がこれまでに見たことないほど象徴的な写真だと言っている」と述べた。人々のこの発言を「正しい」とし、「私は死にませんでした。普通であれば、象徴的な写真になるには命を落とさないといけませんが」とも話した。
ハフポストUS版の記事を翻訳しました。