3連休初日、梅雨の晴れ間に現れた「環水平アーク」とは?「虹色」の輝き

3連休初日、東京や神奈川の空に虹色の帯が出現しました。空の変化に引き続き注意してください。
ウェザーニュース
三連休初日の今日13日(土)、梅雨の晴れ間となっている東京や神奈川の空に虹色の帯が現れました。環水平アークと呼ばれる現象です。

午後は雲が増えてにわか雨も

アークは上空高い所の雲(氷の粒で構成)の氷の結晶がプリズムの役割をして太陽の光が屈折して色が分かれ、虹色の輝きが現われる現象です。氷の結晶の形や並び方などによって様々なタイプのアークがあり、太陽を中心として出現する位置で名前が変わります。

環水平アークは、太陽の中心から下方46度前後の空の低い所に出現します。水平に長く伸びる虹の帯となることから環水平アークと呼ばれ、太陽高度が68度前後の時に最もはっきり現れます。太陽高度が高い、4月上旬から9月上旬にかけての昼前後が見えやすい時間帯です。

関東はこの後、中層や下層の雲が増えてくる見込みです。にわか雨の可能性がありますので、空の変化には引き続き注目してください。

※太陽を肉眼で見ると失明などのおそれがあり危険です。観察する場合は直接太陽光を目に入れないよう注意してください。
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