NEXCO中日本東京支社は7月12日、高速道路を走行中の軽トラックが突然スリップする映像を公式X(@c_nexco_tokyo)で公開した。
危うく車外にいたパトロール隊員を巻き込みそうになっており、安全運転を心がけるよう注意を呼びかけている。
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ドラレコ映像、一歩間違えれば大事故
NEXCOが公開したのは、グループ会社の「中日本ハイウェイ・パトロール東京」から提供を受けたドラレコ映像。
高速道路の左端に停車したパトロールカーの前後方が映されており、「キー」という音を立てながら軽トラックが左方向に大きくスリップし、路肩にはみ出しながら横滑りしていく様子が記録されている。
軽トラックは左脇のガードレールの手前で停車し、ぎりぎりでほかの車やガードレールとの衝突を回避していたが、パトロールカーのすぐ後ろに立っていた隊員を巻き込みそうになっており、一歩間違えれば大事故につながっていた。
NEXCOは、「トラックは積載時と空車時で、運動性能や軸重配分などに大きな差が生じる」と指摘。
その上で、「特に空車時の過大なハンドル操作やブレーキ操作によりスリップしやすくなるため、注意が必要」と呼びかけていた。
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