アメリカのバイデン大統領が7月11日、記者会見でハリス副大統領を「トランプ副大統領」と言い間違えた。
バイデン氏は記者会見前に開かれたNATOの会合でも、ウクライナのゼレンスキー大統領を誤って「プーチン大統領」と紹介しており、言い間違いが続く形になった。
ハリス氏を「トランプ」と言い間違える
バイデン氏は記者会見で、「ハリス氏が大統領候補になった場合、トランプ氏に勝利できるか」という記者の質問に対して、「彼女に大統領になる資格がないと思っていなければ、私はトランプ副大統領を副大統領には選ばなかっただろう」と答えた。
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バイデン氏は6月に行われた大統領選挙のテレビ討論会でも、声がかすれたり、議論の焦点が定まらない発言をしており、再選を疑問視する議員が増えている。
民主党支持者の中から、大統領選挙の候補者を辞退するよう求める声もあがっていて、ポリティコは、バイデン大統領の11日の記者会見がうまくいかなかった場合、複数の民主党議員が声明を出す計画だと報じている。
バイデン氏が、記者会見でハリス氏をトランプ副大統領と言い間違えたことを受け、トランプ氏は「良い仕事をした!」と自身が立ち上げたソーシャルメディアで皮肉混じりにコメントした。
これに対し、バイデン氏は、「違いはわかっています」と反応。元地方検事のハリス氏と、5月に有罪評決を言い渡されたトランプ氏を比較して「一人は検事で、もう一人は重罪犯人だ」と投稿している。
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ハフポストUS版の記事を翻訳・加筆しました。