気が合わない上司との接し方、どうすればいい?イチローさんの考え方が達観してた。今日から参考にできる“金言”【2024年上半期回顧】

「感情的にアツくなることは、生きていたらある」。では、どうやって抑えていく?イチローさん流のテクニックがあった(2024年上半期回顧)
イチローさん
イチローさん
時事通信社

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2024年上半期にハフポスト日本版で反響の大きかった記事をご紹介しています。(初出:4月22日)

マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクターのイチローさんがSMBC日興証券が主催する「教えてイチロー先生」という企画に登場した。

イチローさんが学校の先生に扮し、生徒役となった人たちのお金や将来などに関する質問に答えた。

「気が合わない上司とどう接するべき?」と尋ねられたイチローさん。

数々の困難を経験してきたイチローさんだからこそ持てる、俯瞰した視点からの回答は、非常に納得できるものでした。

気が合わない上司とどう接するべき?

「本当に気が合わずに、嫌な上司がいるとき、イチロー先生ならどうしますか?」と問われたイチローさん。即答でこう答えた。 
 
「ぶん殴っちゃいます」
 
これはもちろん冗談だが、予想外の回答に教室内では笑いが起こった。
イチローさんは、続けてこう語った。
 
「ぶん殴りたくなるときあるよね。あるのだけれど、感情的になると損をするという考え方が基本的にあってね
 
イチローさんは続けて、瞬間的にこみ上げてくる感情を抑えるテクニックを伝えた。
 
感情的にアツくなる瞬間があっても、「本当にこれをして後悔しないのか?」と考えるようにするという。
落ち着いて未来の自分を想像することで、自然とアンガーマネジメントができるのだそうだ。

誰かに試されているのかも?

続けてイチローさんは、「(気が合わないような上司に)試されていたらどうする?」と問いかけた。その問いに教室内の人たちは思わず唸らされた。
 
イチローさんは「何かに迷ったときに、あれ?これ誰かに試されているのかも」という視点を持つようにしているという。 そうした視点を持つことで、気が合わないと感じる相手に対しても、気を立てずに冷静に向き合うことができるのかもしれない。 日々鍛練を積んできたイチローさんだからこそ出てくるこの回答。核心を突いたこの考え方は、私たちも日々実践できるテクニックではないだろうか。

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