東京都知事選の投票が7月7日朝、始まった。投票時間は午前7時〜午後8時。X上では「ゼロ票確認」「零票確認」というワードがトレンド入り。「ゼロ票確認しました」「投票所へ一番乗り」といった報告が相次いだ。
ゼロ票確認とは何なのか。
公職選挙法施行令の第三十四条「投票箱に何も入つていないことの確認」という項目で、次のように定められている。
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「投票管理者は、選挙人が投票をする前に、投票所内にいる選挙人の面前で投票箱を開き、その中に何も入つていないことを示さなければならない」
つまり、最初に投票する人に対して、投票箱を開いて中身が空(ゼロ票)であることを確認してもらうという作業だ。
選挙ではこの「ゼロ票確認」を狙って、投票所への一番乗りを目指す人もおり、ネット上で「ゼロ票確認ガチ勢」などと呼ばれている。
この都知事選では、1番目を確保するために、投票開始時間午前7時よりも前に到着していた人もいた様子だ。
SNS上では「投票所に5時30分から並んだ」「『何時から並んでいました?』と言われた」「ゼロ票確認のため、朝一番に投票所に並ぶのであった」といった報告も見られた。