青森県警「サングラスや冷却グッズを活用します」表明に反響。「大賛成」「全国に推奨」の声も

公務員の勤務をめぐっては、職員の健康を守り、当たり前に休憩が取れるような対応や、市民の理解を求める動きが広がっています。
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青森県警は、警察官の健康被害の軽減を図るため、7月1日から冷却グッズの活用を推奨すると表明している。

青森県警本部のXによると、活用する冷却グッズはサングラスとネッククーラー、ドリンクホルダー。 

投稿画像には、冷却グッズを身につけるモデル役の警察官が写っており、ゲームのステータス画面を模したようなデザインになっている。

名前は「青森県警察官」、タイプは「暑熱」、クラスは「地域警察官」と紹介。

各装備品の説明文には、サングラスは「目の防御力上昇」、ネッククーラーは「体温低下率上昇」、ドリンクホルダー「体力回復率上昇」などと期待される効果がつづられている。

この投稿に対し、「大賛成です」「熱中症予防等に効果あるならなんでもやってください」「青森県だけじゃなく全国に推奨です」などのコメントが寄せられている。またゲームステータス風の画像の影響か、「コスプレかと思ったら本物だった」という声もあがった。

公務員の勤務や健康をめぐる動き

公務員の勤務をめぐっては、職員の健康を守り、当たり前に休憩が取れるような対応や、市民の理解を求める動きが広がっている。

Xでは6月30日、大阪府堺市消防局が救急車でのコンビニ利用を容認したことを紹介する記事の影響で、「昼食抜きの隊員」がトレンド入りした。

2022年には、さいたま市消防局がコンビニへの立ち寄りに理解を求める投稿をしている。

さいたま市消防局は、救急要請が続くと救急隊が消防署に戻れない場合があり、出動できる体制を取りつつ、コンビニ等で飲食物を購入して食事をとることがあると説明していた。

さらに警察でも、福井県警長崎県警などが「制服警察官のコンビニへの立ち寄り警戒時の飲食物購入を認めています」などと発表・表明している。防犯効果の向上や、勤務時間の効率的な運用として、市民への理解を求めている。